北海道大学ソウルオフィス

北海道大学韓国ソウルオフィスは、韓国の多数の大学および研究機関との学術交流を促進し、韓国の教育者・研究者と学生・大学院生により有益な情報を提供するために、中国・北京に続き本学二番目の海外拠点として 2011年に設置されました。

北海道大学は、140余年にわたる長い歴史の中で、「フロンティア精神」、「国際性の涵養」、「全人教育」及び「実学の重視」という四つの基本理念を建学の精神として培ってきました。
2014年3月、創基150年に向けて本学は、「世界の課題解決に貢献する北海道大学へ」というビジョンを掲げ、建学以来の基本理念と長期目標を踏まえた大学改革の設計図となる「北海道大学創基150年に向けた近未来戦略（近未来戦略150)」を策定し、国際的・組織的・社会的なネットワークを活用した 世界の課題解決に貢献する人材」の育成を目指すとともに、国際通用性の向上と国際競争力の強化を推進します。

本学は、海外の優秀大学及び研究機関と積極的に交流を推進して700件以上の国際交流協定を結んでおり、韓国とは31の大学及び研究所との間で大学間および部局間の国際交流協定を締結しております。また、約120名の留学生を韓国から誘致するなど、各国別においても最も親密な関係を維持してきました（2021年2月現在）。

韓国ソウルオフィスは、こうした実績を踏まえ、北海道大学に留学を希望される学生や、本学の研究者との共同研究を目指す韓国の研究者に専門的なコンサルティングサービスを提供するなど、北海道大学の窓口としての役割を果たしております。
また、韓国に赴任している本学の卒業生などによる同窓会の活動を支援し、日本の企業と韓国の大学などとの産学連携への支援にも取り組んでいます。

最後に韓国ソウルオフィスでは、北海道大学と日本での留学経験のある職員が、ご来訪をお待ちしております。
(2021年4月)